
運営方針や「仕事のストレスケア」を運営するきっかけとなった体験談について書いてあります。 |

成果ばかりが求められる会社。ここ10年で人間関係は希薄なものになり、働き方も大きく変わりました。真面目なだけでは仕事はやっていけません。こんな中でもうまくやっていくには心の柔軟性が必要です。会社では学べない、気持ちが楽になる考え方をたくさんご紹介します。 |

ストレスにへこまされないためにメンタル面で強くなっていく方法、ストレスとうまく付き合っていく考え方をご紹介します。ストレスは悪いものだという考え方が一般的ですが、実は仕事をする上で、ある程度は必要なものです。ストレスとは何か、自分の心の動きを見つめながら考えてみましょう。 |

ストレスという言葉は広く知られていても、ストレス症状についてはまだあまり認知されていません。えっ?これってストレスからくる症状だったんだと驚かれる方も多いのでは?単なる運動不足だけでなく、その症状はストレスからきているのかも知れません。早めにストレスを認識して体をいたわるよう心がけましょう。 |

仕事をしているといろんなことがあります。いやなこと、理不尽なこと、納得いかないこと・・・。世の中自分の都合で動いてくれることって少ないのかも。でも視点を変えれば、いままであれほどイヤだった状況が一変することもあります。仕事でつれづれなるままに起こるストレス関連の出来事、いろんな視点で見ていきます。 |

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朝鮮戦争での最悪の心理戦
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心理学博士で後にアメリカ陸軍の主任心理学者となるウイリアム・E・メイヤー大佐は、朝鮮戦争後、北朝鮮の捕虜となったアメリカ兵1,000人を調査しました。 その調査の結果、捕虜に壊滅的な打撃を与えた心理戦があったことが判明したのです。
アメリカ兵が収容されていた北朝鮮の収容所は、一般的な基準からいって、特に残酷な訳でも、特殊な訳でもありませんでした。 食料と水は十分に与えられ、居住スペースも確保されていました。 肉体的な虐待という点では、歴史的に見ても少ないほうだったといいます。
しかし、北朝鮮の収容所では、肉体的な拷問が少なかったにも関わらず、死亡率が38%にも達しました。 これは、捕虜の死亡率としては、アメリカ陸軍史上最も高い数字でした。
では、なぜ、こんなことになったのか? 答えは、北朝鮮看護が使った究極の心理作戦にありました。 これこそ、戦争における「最終兵器」だとメイヤー博士は言っています。
メイヤー博士によれば、北朝鮮の狙いは、「人間関係から得られる心の支えを奪う」ことにあったといいます。 その作戦とは、大きく4つ。
1.密告させる 2.自己批判させる 3.上官や祖国に対する忠誠心を打ち砕く 4.心の支えになるものをことごとく奪う
「1.密告させる」は、北朝鮮側がタバコなどの見返りを与えて、密告を奨励するものでした。 しかし、規則を破った者にも、密告したものにも何の罰も与えませんでした。 目的は、捕虜同士の信頼関係を壊し、疑心暗鬼になるように仕向けるためだったからです。
「2.自己批判させる」は、捕虜を10〜12人のグループに分けて、それぞれに自己批判をさせました。ここでとられた方法は「手段心理療法を悪用したもの」だといいます。 このやり方の卑劣なところは、「告白」する相手が、仲間であった点。捕虜同士が持つ、思いやり・信頼・尊敬・連帯感を蝕んでいくことを狙いました。
「3.上官や祖国に対する忠誠心を打ち砕く」は、特に、上官への忠誠心を執拗に攻撃するものだった。大佐の一人が、田んぼの水は危ないから飲まないように部下に注意したところ、部下は「お前は、もう部下でも何でもない。俺と同じ捕虜だ!」と言い放ったといいます。
「4.心の支えになるものをことごとく奪う」は、捕虜が支えとなるような家族からの激励の手紙や写真をことごとく奪い、親や兄弟の亡くなった情報や、妻が夫の復員をあきらめて再婚するといった悪い情報を流すというものでした。
これらの心理作戦を受け、捕虜たちは、抵抗するのをやめて、なすがままになってしまったといいます。 精神的ダメージにより、生きる動機を失い、医学的にはどこも悪くないにも関わらず命を失ってしまったのです。 また、味方の捕虜が重い病気にかかっても、『自分達には関係ないこと』だと思うようになり、捕虜たちの仲は完全に壊れてしまいました。
この話は、極端な事例ではあるものの、人が生きる上で、メンタルコントロールがいかに大切なものであるかということが分かります。 |
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