
運営方針や「仕事のストレスケア」を運営するきっかけとなった体験談について書いてあります。 |

成果ばかりが求められる会社。ここ10年で人間関係は希薄なものになり、働き方も大きく変わりました。真面目なだけでは仕事はやっていけません。こんな中でもうまくやっていくには心の柔軟性が必要です。会社では学べない、気持ちが楽になる考え方をたくさんご紹介します。 |

ストレスにへこまされないためにメンタル面で強くなっていく方法、ストレスとうまく付き合っていく考え方をご紹介します。ストレスは悪いものだという考え方が一般的ですが、実は仕事をする上で、ある程度は必要なものです。ストレスとは何か、自分の心の動きを見つめながら考えてみましょう。 |

ストレスという言葉は広く知られていても、ストレス症状についてはまだあまり認知されていません。えっ?これってストレスからくる症状だったんだと驚かれる方も多いのでは?単なる運動不足だけでなく、その症状はストレスからきているのかも知れません。早めにストレスを認識して体をいたわるよう心がけましょう。 |

仕事をしているといろんなことがあります。いやなこと、理不尽なこと、納得いかないこと・・・。世の中自分の都合で動いてくれることって少ないのかも。でも視点を変えれば、いままであれほどイヤだった状況が一変することもあります。仕事でつれづれなるままに起こるストレス関連の出来事、いろんな視点で見ていきます。 |

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薬の副作用や依存性は?性格を変えたりするの?
心の病を治療する上での大きな柱の一つが、薬物療法。
「薬物」なんて聞くと、「なんだか、怖い…」というイメージを持たれる方も多いことでしょう。
しかし、医師の指示をしっかり守って服用すれば、うつ病やストレス症状の改善に高い効果をもたらすものなのです。
…そうは言っても、やはり心配なのが副作用や依存性。
「薬を飲み続けることで性格が変わってしまうのでは?」「自分が自分でなくなってしまったらどうしよう…。」
誰でも最初はそんな不安を感じることと思います。
そもそも薬を飲む目的は?
心の病やストレス症状に投薬治療が行われるのはどんな効果があるからなのでしょうか?
心の病については、そのメカニズムが全て明かになっているわけではありません。
しかし、近年の研究によれば、脳内の神経細胞間で情報交換を行っている
“神経伝達物質”のバランスが崩れ、充分に機能を果たすことができなくなることが
心の病の原因ではないかと言われています。
特に、神経伝達物質の中でも分子量の小さい「セロトニン」や「ノルアドレナリン」などの
放出量や伝達量のバランスが心の病に及ぼす影響が指摘されています。
そこで、その神経伝達物質のバランスを整えるために投薬治療が必要となるわけです。
投薬治療により、症状を緩和させ気持ちを和らげるという目的があります。
また、心の病やストレス症状の場合、人によってその症状や程度は様々です。
そのため、服用する薬の種類や量は人によって異なり、症状の経過によっても処方が変わってきます。
そのため、そのときの症状や状態に合わせた投薬治療が必要なのです。 |
例えばどんな薬があるの?
「症状を緩和させ気持ちを和らげる」と言っても、ストレス症状や心の病の治療に
用いられる薬は一種類ではありません。
数多くある薬を分類すると、抗精神病薬・抗不安薬・睡眠薬・抗うつ薬・抗操薬・
抗酒薬・抗てんかん薬・抗パーキンソン薬などがあります。
薬によって作用が異なるため、症状によってこれらの薬を使い分けていきます。
使用する薬の種類や患者と薬の相性にもよりますが、副作用が表れる可能性もゼロではありません。
例えば、口渇、眠気、目のかすみ、倦怠感、便秘、下痢、動悸、血圧下降又は上昇、手のふるえ、
筋肉のこわばり、頭痛、不安感・下痢、かゆみ、吐き気、胃の不快感、めまいなどが現れる場合があります。
しかし、だからといって過度に不安を感じる必要はありません。
薬は医師が患者さんの症状に合わせて、副作用の程度も観察しながら量を調節してくれるからです。
例えば、現在うつ病治療の主流になっている「SSRI」「SNRI」と呼ばれる薬は、
飲みはじめの頃に吐き気やめまいなど軽い違和感があらわれる場合があります。
そんな場合はすぐに医師に相談して薬の処方を調整してもらいましょう。
医師の指導さえしっかり守っていれば、副作用や依存性を恐れることはありません。
また、薬によって性格が変わってしまうという心配もないのです。
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薬を飲むときに注意すること
副作用を避けるためには服薬に際して医師の指導を厳守することが重要です。
・焦って効果を求めない
ストレス症状や心の病の治療に用いられる薬には、速効性は期待できません。
脳内の物質をコントロールするものであり、急激な変化を起こすことは副作用の元になるからです。
ですから、効果が表れるまでには2〜4週間の服薬が必要です。
「効果がない」と勝手に判断して服用をやめたりすることがないよう、気をつけてください。
・処方された量を守る
薬の処方量は、症状の状態や患者の体質に合わせて調整されています。
ですから、「効果がないから」といって一度に大量の薬を飲んだり、
逆に「調子が良いから」といって服用をやめたりして良いものではありません。
定められた量を、毎日継続して服用しましょう
・症状がなくなっても、薬は続ける
ストレス症状や心の病は、症状がなくなったからといって「完治」したとは限りません。
今は一時的に症状が落ち着いているだけで、無理をすればまた再発してしまう可能性もあるのです。
症状がなくなっても半年〜1年程度は薬を継続して服用するよう指示する医師が多いのはこのためです。
素人判断で薬を飲んだりやめたりするのではなく、医師の指示に従いましょう。
また、薬を続けることに関して疑問や不安があるのならば、遠慮なく相談してみましょう。
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風邪薬や胃薬は何気なく飲んでいる私たちですが、心の薬となるとちょっと躊躇してしまうものです。
しかし、医師の指導を守って服用すれば副作用や依存性の心配もなく、
ストレス症状や心の病の治療に高い効果が期待できるのです。
治療に対する不安感を取り除くためにも、薬に関して疑問に思うことは積極的に質問し、
自分が飲む薬について最低限の知識は身につけておきたいものですね。
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