
運営方針や「仕事のストレスケア」を運営するきっかけとなった体験談について書いてあります。 |

成果ばかりが求められる会社。ここ10年で人間関係は希薄なものになり、働き方も大きく変わりました。真面目なだけでは仕事はやっていけません。こんな中でもうまくやっていくには心の柔軟性が必要です。会社では学べない、気持ちが楽になる考え方をたくさんご紹介します。 |

ストレスにへこまされないためにメンタル面で強くなっていく方法、ストレスとうまく付き合っていく考え方をご紹介します。ストレスは悪いものだという考え方が一般的ですが、実は仕事をする上で、ある程度は必要なものです。ストレスとは何か、自分の心の動きを見つめながら考えてみましょう。 |

ストレスという言葉は広く知られていても、ストレス症状についてはまだあまり認知されていません。えっ?これってストレスからくる症状だったんだと驚かれる方も多いのでは?単なる運動不足だけでなく、その症状はストレスからきているのかも知れません。早めにストレスを認識して体をいたわるよう心がけましょう。 |

仕事をしているといろんなことがあります。いやなこと、理不尽なこと、納得いかないこと・・・。世の中自分の都合で動いてくれることって少ないのかも。でも視点を変えれば、いままであれほどイヤだった状況が一変することもあります。仕事でつれづれなるままに起こるストレス関連の出来事、いろんな視点で見ていきます。 |

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5月病
新年度がスタートする4月。入学、入社、新配属の季節を迎え、「よっしゃー!今年も頑張るぞ」と意気込んで
日々を送っていたハズなのに、最近どうも調子が出ない…。この倦怠感、無気力はなんだろう?
そんな不調を感じ始めているあなたは要注意。それは、5月病のサインかもしれません。
5月病って病気なの?
5月病とは、もともと、大学1年の5月頃に表れる症状として知られるようになりました。
入試という大きな目標を達成した後の開放感や、
初めての一人暮らしといった新しい環境への不適応感が原因ではないかと考えられていたのです。
このため、「スチューデントアパシー」と呼ばれることもあります。
しかし近年では、大学生に限らず新社会人にも同じような症状が見られるようになりました。
就職活動のストレスから解放され、
新人研修が終わってホッと一息ついたGW明けあたりから、
仕事に対する意欲や集中力が失われてしまうのです。
また、5月に限らず夏休み明けの9月に症状が出てくる場合も多いようです。
さて、すっかりメジャーな「病名」になった5月病ですが、実は俗称。
正式な病名ではななく、医学的な診断としては「適応障害」と診断されるようです。
つまり、新しい環境や人間関係にうまく適応できず、
そのストレスが症状となって表れた状態が「5月病」というわけです。
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5月病の症状
「5月病」という単語だけはよく耳にするものの、
実際どんな症状が出るのか詳しく理解している人は少ないのではないかと思います。
GW明け、なんとなく本調子が出ない。でも、これってホントに5月病?
5月病の症状は、大きく分けて精神的なものと身体的なものがあります。
【精神的なもの】
・やる気が出ず、何をするのも億劫
・イライラする
・気分が沈みがち
・何事にも興味が湧かない
・集中力が散漫
・不安や焦燥感がある
【身体的なもの】
・ダルくて疲れやすい
・朝、起きられない
・食欲不振
・下痢、便秘、腹痛といった消化器系の不調
・頭痛
・めまい、動悸
・睡眠障害
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こんな人は要注意!
5月病を発症する例としては、
4月に入学あるいは入社、転職、転勤等で生活環境が大きく変化
↓
新しい環境に適応できない。
↓
ストレスを抱えたままGW突入
↓
GW明けから原因不明の体調不良
というケースが多いようです。しかし、誰もが発症するかといえばそうではなく、
その人の性格も重要なファクターの一つです。
一般的に、5月病は、「真面目」「几帳面」「完璧主義」「内向的」「頑固で融通が利かない」
といったタイプの人がかかりやすいと言われています。
何事も妥協できず、一人でストレスをため込みがちな方は、
普段からそういう自分の傾向をよく知っておくことが大事です。
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自分を見直すキッカケ
せっかく希望の大学、会社に入ることができたんだから、5月病になんてなるハズがない!
と思っているあなた。どんなにタフな人でも、
ちょっとした環境の変化をキッカケに思いもよらないストレスを抱え込んだりするものです。
もしも、5月病かな?と思う症状が出たら、まずはちょっと自分を休ませてあげましょう。
5月病は、あなたの心身が「追いついていけないよ〜」と悲鳴を上げている状態。
そのまま無理をすると、うつ病に移行してしまう場合もあるのです。
うまく適応できていないのは、新しいライフスタイルになんらかの無理がある証拠。
これをキッカケに、自分自身や新しいライフスタイルについて見直してみましょう。
そして、新しい環境のどんなところにストレスを感じているのかを考えてみることが大切です。
また、一人で悩まず家族や友人に愚痴を聞いてもらいましょう。
新しい人間関係にストレスを感じているのであれば、
気ごころの知れた古い友人に会ってみるのも良い気分転換になると思います。
もし症状が長引くようであれば、専門医に相談することも視野に入れておいたほうが良いでしょう。
症状が重くなる前であれば、一時的に抗うつ薬や抗不安薬を服用することでく症状が改善することも
あるようです。
新しいスタート直後なのに、こんなにやる気が出なくなるなんて…と、
自分を責めてしまいたくもなる5月病。
でも大丈夫、悩んでいるのはあなただけではありません。
新しい環境で最初から全てをパーフェクトにこなせる人なんてめったにいないのです。
もし、「目標を失った」と感じていることがストレスの原因になっているのだとすれば、
新しい環境の中で新たな目標を見つけるよう努力してみましょう。
自分を追い詰めず、少しでも前向きな気持ちで生活することが改善への近道です。
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