
運営方針や「仕事のストレスケア」を運営するきっかけとなった体験談について書いてあります。 |

成果ばかりが求められる会社。ここ10年で人間関係は希薄なものになり、働き方も大きく変わりました。真面目なだけでは仕事はやっていけません。こんな中でもうまくやっていくには心の柔軟性が必要です。会社では学べない、気持ちが楽になる考え方をたくさんご紹介します。 |

ストレスにへこまされないためにメンタル面で強くなっていく方法、ストレスとうまく付き合っていく考え方をご紹介します。ストレスは悪いものだという考え方が一般的ですが、実は仕事をする上で、ある程度は必要なものです。ストレスとは何か、自分の心の動きを見つめながら考えてみましょう。 |

ストレスという言葉は広く知られていても、ストレス症状についてはまだあまり認知されていません。えっ?これってストレスからくる症状だったんだと驚かれる方も多いのでは?単なる運動不足だけでなく、その症状はストレスからきているのかも知れません。早めにストレスを認識して体をいたわるよう心がけましょう。 |

仕事をしているといろんなことがあります。いやなこと、理不尽なこと、納得いかないこと・・・。世の中自分の都合で動いてくれることって少ないのかも。でも視点を変えれば、いままであれほどイヤだった状況が一変することもあります。仕事でつれづれなるままに起こるストレス関連の出来事、いろんな視点で見ていきます。 |

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循環器・消化器の不調
現代社会はストレスに満ちています。
仕事はもちろんですが、便利なはずのパソコンや携帯電話、インターネットの普及も、
少なからず私たちにストレスを与えているのです。
(これはテクノストレスと呼ばれます)
ところで、ストレスとはどのようなメカニズムで心身に影響を与えるのでしょうか。
そこには自律神経系の働きが密接に関わっています。
そして、その自律神経系の影響を最も受けやすいと言われているのが、循環器・消化器なんです。
ストレスと循環器の不調
ストレスの原因となるものをストレッサーと呼びますが、
このストレッサーが脳を刺激することがストレス反応の始まりです。
刺激を受けた脳は、自律神経系の交感神経を興奮させます。
交感神経とは、身体を緊張させて活動性を高め、
身体を言わば「戦闘モード」にスイッチングする神経のことです。
興奮した交感神経は、循環器系に以下のような影響を及ぼします。
・高血圧症
副腎髄質からアドレナリンやノルアドレナリンが分泌され、
血中内でそれらの値が増加することにより血管が収縮し、心拍数が上がります。
心臓の収縮力も増強されるため、結果的に血圧も上昇するわけです。
・虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)
血圧が急上昇すると、心臓からは「もっと酸素をくれ!」というシグナルが出ます。
しかし血液の供給が追い付かなくなってしまうため、
心臓の一部が酸素不足の状態になってしまいます。
これが虚血性心疾患すなわち狭心症や心筋梗塞を発症する原因になると言われています。
また、交感神経の興奮は血栓をでき易くするという報告もあります。
・不整脈
交感神経が興奮すると心筋内に異常な興奮をもたらし、不整脈が起きやすくなります。
不整脈は突然死の原因と指摘されることもあります。
…このように、交感神経と循環器の働きには密接な関係がありますので、
ストレスで循環器の不調を感じている場合は要注意です。
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ストレスと消化器の不調
循環器同様、ストレスの影響を受けやすいのが消化器系。
強いストレスを感じた時、胃が痛くなったり下痢をしたり…と、
消化器の不調を感じる方も多いのではないでしょうか?
食道や胃、十二指腸、小腸、大腸といった消化器系は、
食物を消化し栄養を吸収するための大事な役割を持っています。
この消化器系も自律神経系によってコントロールされているため、
ストレス過多の状態が続くと以下のような症状が現れます。
・悪心
・嘔吐
・食欲不振
・腹痛
・便通異常
これら消化器の不調を放っていくと、
やがて慢性胃炎や胃・十二指腸潰瘍、
過敏性大腸炎などの病気を引き起こすことにもなりかねません!
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こんな人は要注意!
まじめで几帳面、完璧主義で責任感が強い性格の人を「A型行動性格」、
対してマイペース型な人を「B型行動性格」と呼びます。
この性格傾向とストレスのたまりやすさには密接な関係があり、
A型人間のほうが圧倒的にストレスをためこみやすいというデータがあります。
過度にたまったストレスが自律神経系の働きに影響を及ぼし、
結果として循環器・消化器の不調につながっていくわけです。
また、循環器・消化器の不調は生活習慣とも密接な関わりがあり、
不規則な生活をしている方には病気の下地ができてしまっている可能性があります。
過重なストレスに加えて、不規則な生活…、
これが循環器・消化器の不調を招く原因となるのです。あなたは大丈夫でしょうか?
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予防のためのポイント
ストレスによる循環器・消化器の不調を予防するためには、
ストレスをためず規則正しい生活を心がけることが一番です。
…そうは言っても、性格というものは一朝一夕に変えられるものではありませんよね。
ストレスをためやすい性格は、変えようと思ってもなかなか変えられないでしょう。
しかし、嫌なことを少しでも早く忘れてしまうよう、
考え方を軽くする努力はできると思います。
そのためにも、以下のことを心がけて生活しましょう。
1.周囲の評価を気にし過ぎず、「自分は自分」と思うようにする
2.嫌なことがあったら、他の楽しいことを考えるようにする。例えば趣味など。
3.たまには愚痴をこぼすことも大切。愚痴ることはカッコ悪いことではない。
4.能率の悪い残業は断ち切り、明日できることは明日やる。
5.「なんとかなるさ」という聞き直りも大切。
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社会で生きていく限り、ストレスの種は尽きることがありません。
ストレスに対する抵抗力を高め、デリケートな循環器・消化器を守るためにも、
普段から栄養バランスの良い食事、充実した睡眠、適度な運動を心がけましょう。
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